2011年9月6日火曜日

starting and standing up

雨にぬれる駅
通過する特急列車の風に
いろんな過去と
いろんな声が絡まりあって
一瞬のことだったけど
私をあざ笑いながら
びゅーんと
記憶をかけ抜けてった
からっぽのホームに取り残された私は
どこに向かおうとしていたのか
待ち合わせ時間さえも忘れて
なんだか身軽だ
時には振り向かない事の大切さ
もう、遠くへ
もっと遠くへ
走り出すには、すこしだけ
あとちょっとだけ
強くならなくてはいけない



大切なものを残して、一つまた乗り越える。


新しい何かが始まった気がする。