染めたての髪の毛をアップにして、金色のピアスを揺らしながらさっそうと歩いてく彼女は、13歳年上の恋人に会いに
吸えないタバコと外したばかりの結婚指輪をポケットにしまい、人ごみを小走りに行く彼女は、一晩限りの恋を探しに
いつもより強めのアイメイク、タイトなスーツに赤いハイヒールを履いた会社帰りの彼女は、ブラジル人のダンサーと二回目のデート
みんながみんな それぞれの歩幅で、それぞれの欲望を満たすため
交差してく 金曜日の夜10時
日本、アメリカ、南米、カリブ。世界を飛びまわる放浪女子Anaが書く、詩や散文、叙情的日記などの駄文集。
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